先日、資産保全のため急遽追加購入しておりましたバンガード米国短期国債ETFについて考察していきます。
「VGSH」は、バンガード社が運用しているETF(上場投資信託)です。
投資内容先は、バークレイズ米国政府債浮動調整(1-3年)インデックス連動を目指します。米国の投資適格債券市場へ一括投資できます。
上場市場 | NASDAQ(NY) |
コード | VGSH |
ベンチマーク | バークレイズ米国政府債浮動調整 (1-3年)インデックス連動 |
設定日 | 2009年11月19日 |
信託報酬(経費率) | 0.05% |
純資産総額 | 87.90億米ドル |
売買単位 | 1株 |
最低購入単価 | 約6,724円 ※4/9時点 |
決算日 | 毎月(1月~12月) |
管理会社 | バンガード社 |
目次
「VGSH」の魅力は抜群の安定性
VGSHの投資銘柄数は、約100銘柄にもおよびます。
更に注目すべき点は、米国財務省/政府機関の発行比率が100%となっております。
デュレーション・利回り
デュレーション(投資への平均回収期間)は約2年程です。
デュレーションが短いと金利変動の際、値動きが小さくなります。
パフォーマンス
直近の3ヶ月間での人気債券とVGSHを比較してみましょう。
(※比較対象:AGG・BND)
上記3つの債券を比較してみますとVGSHは、サーキットブレーカ発動しているにも関わらず、投資先が国財務省・政府機関の発行比率が100%となっているためでしょうか、非常に安定した値動きをしております。
一方、AGG及びBNDについては、大幅な下ブレが発生しております。
ただ直近では、VGSHを超えたリターンを発揮しています。
「VGSH」配当
配当年月 | 配当額 |
2020/2/6 | $0.101600 |
2020/3/5 | $0.097200 |
2020/4/6 | $0.079700 |
所感
毎月配当のため、一度保有すれば永続的に配当金を受け取れるので保有しております。
株式とは異なり値動きも非常に安定し、右肩上がりでリスク分散として個人的にお気に入りです。
保有しているETF別に見てみますと攻めのSPLG、配当金狙いのSPYD、守りのVGSHにてバランスを堅持していきます。
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