米国株QQQ ETFの紹介

海外ETF

目次

QQQ(インベスコQQQトラスト・シリーズ1)とは?

インベスコQQQトラスト・シリーズ1は、ナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業を含むナスダック100指数に連動した投資成果を目指す上場投資信託(ETF)で米国(NASDAQ)に上場しております。本ファンドの指数は、コンピューターハードウェア及びソフトウェア、通信、小売り、卸売り、貿易、バイオテクノロジー等の主要業界の企業を反映します。

上位構成銘柄は、アップルやマイクロソフト、アマゾン等の米国を代表するハイテク株の銘柄で占められております。

ファンド情報(4/24)

  • 株価    213.84ドル
  • 配当頻度  四半期(3月、6月、9月、12月)
  • 配当利回り 0.68%
  • 経費率   0.20%
  • 資産総額  96.206 (十億 USD)

チャート(4/24)

参照元:Bloomberg

2020年2月頃まで順調に株価上昇し、新型コロナウイルスにより株価が下落しておりますが、4/24時点では大きく戻し反発力の高さが持ち味となっています。

業種別構成比率(4/23)

参照元:Invesco.com

Information Technology(情報技術)が約50%を占め、Communication Services(通信サービス)、Consumer Discretionary(一般消費材)の3業種でETFの90%超えを占めております。

ファンド組入れ上位銘柄(4/23)

有名な銘柄が連なっており、知っている会社が多いと感じますね。

QQQ VS S&P500比較(4/23)

2016年度のS&P500はQQQと比べて若干パフォーマンスがよかったですが、
2017年度以降はQQQがS&P500を大きく上回っており差が開いておりますね。

メリット

  • 高成長が見込める
    ハイテク企業の成長が続く限り、株価上昇の恩恵を受ける可能性がある。
  • S&P500より高いリターンを期待可能
    過去5年ベースですが、S&P500よりも株価上昇リターンの恩恵を受ける可能性がある。
  • 低コスト
    QQQ自体のコストは、0.20.%と低コストとなっている。
    ※VOOやSPLGの経費率0.03%には劣る点は注意。
    但し、圧倒的な高パフォーマンスが期待できるので低コストを思います。
  • 下落後のV回復が速い
    直近2ヶ月ベースではあるが、2020年4/23日時点で2020年3月頃の株価と同程度まで戻ってきている。
  • 出来高が高い
    平均出来高が3000万を超えており、流動性も高いことで売れないリスクが低い。

デメリット

  • 特定の産業に依存している。(ITなど)
    QQQはITなどの産業に大きく偏っているため、今後も高い成長率を維持できるとは限らない。
  • 配当金が少ない
    QQQは成長率が高い企業(無配当企業など)へ投資するため、配当メインの投資家にはあまり向かない。

個人的な所感

S&P500を長期的に上回る可能性があり、配当メインの投資家にもサテライト資産を保有してもいいのではないでしょうか。現在保有中のSPLGの比較対象として近日中にも購入し、長期なパフォーマンスを見比べてみようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました